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10話目あたりからの辰巳の男らしさが、11話目でも存分に出ています。特に長電話のシーンは「駄目ナリ!」のなかでもかなり印象的なシーンかと思いますが。 |
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ちょっと話しはズレますが10話目で刺青が出てくるじゃないですか。あれ、実はヘアメイクさんが描いてくれたんですよ。実際に頼むと凄い高いんですね。
それで悩んでたところにヘアメイクさんが「私やってみたい」って。すごく器用な方だったんでもしかしたら出来るかもって思って、サンプルを描いてもらったら凄い上手で。
白川君も撮影の6時間前くらいから入ってくれて、メイクさんも徹夜で描いてくれたんですよ。 インクで描いたんで服着ちゃうと落ちてしまうから、白川君は服を着ずに出番までずーっと裸で待っててくれましたね。 |
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そうだったんですね〜 |
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で、(物語上)辰巳は刺青を落とそうとするんですけど星崎の登場で「この道からは離れられない」と宿命みたいなものを感じてしまう。その後、コンビニも辞めなくちゃと考えて、似顔絵を貰っていくっていうシーンがあるんですけど、そこでも北村さん(助監督)泣いてましたね。 |
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北村さんが泣きのバロメーターになってますね(笑) |
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そうですね(笑)。でも実際、撮影の時の白川君が醸し出す雰囲気が凄かったんですよ。実際僕もウルウルするぐらいに。「あっ、彼は一流の役者なんだな」とそのとき強く感じましたね。 |
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個人的な意見で恐縮ですが、「駄目ナリ!」のMVPは白川さんだったと思っています。 |
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そうですね。実際クランクアップした翌日に、白川君には「今回のMVPは君だったよ」とメールしました。凄く撮影に集中して臨んでくれたし、特に後半部分の集中度合いは凄いものを感じましたね。 |
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公衆電話から電話をするシーンは撮影に一日近くかけたという話しを伺いましたが。 |
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そうですね。白川君、涙がなかなか出なくて、途中で「もう(泣くこと)出来ません」って言ってきたんですね。そしたらスタッフ全員「待とうよ」って話しになって。
シーン自体、笠原と話しているシーンじゃないですか。すると録音部の方が、(画面に)映らないほうの耳にイヤホンを付けてくれて、本当に会話できるシチュエーションを作ってくれたんですよ。だから笠原の声が本当に白川君の耳に聞こえているんですよ。
スタッフのみんなが白川君が集中できるようにどんどん協力してくれて、あのシーンが出来上がったんですよね。 実はあの日、笠原と白川君のクランクアップの日だったんですよ。撮影終わったあと2人で挨拶にきた時もボロボロ泣いてましたね。あの日のことが、撮影中で一番思い出深いかもしれないですね。 |
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リアルタイムで笠原さんは白川さんに向けて喋っていたということですね。 |
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そうなんです。あの日、笠原は別の撮影もあったんですけど、「無くても行くから」って事前に言ってくれてたんですよ。 |
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そうなんですね。店長が辰巳に言う「お前が幸せにならなくちゃ」という名台詞は、そんな裏話があったんですね。 |