駄目ナリ! Ludens
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野口監督が語る「駄目ナリ!」の全て
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9話目を振り返る
Q 9話目は杏さゆりさん演じる麻美とお父さんのお話しです。杏さんに関してはどういった印象でしたでしょうか?
監督 当初僕が描いていた麻美のイメージとは、若干違っていたんですね。もうすこし真面目な感じをイメージしていたんですけど、杏ちゃんは蓮っ葉なイメージで麻美を捉えていたらしく(笑)。 でもそのほうが杏ちゃんの元々のキャラとかが活きてくるな〜と思って、世界観のなかにもしっくりとはまってましたしね、これはそのほうがいけるなと。 芝居に関しても凄く自然でしたし。 彼女もそんなに演技のキャリアは無いんですけどね。凄いなと思いましたね。

Q アイドルが演じているという印象はあまり無かったですね。
監督 そうですね。勘が物凄く良いんですね。 本(台本)を読み間違えたりした際に「ここはこういう意味合いだから、こういう感じだよね」って彼女に向かって言うと、次のテイクには完璧に直っているんですね。 彼女にも天性を感じましたね。

Q 杏さん自身「駄目ナリ!」のことをとても気に入ってるみたいですね
監督 凄く嬉しいですね。1・2話目をみんなで一緒に見た時も次に出てくる台詞を全部先に言ってましたからね(笑)。本当に好きなんだなと思いましたね。

Q 話しは変わりますが、監督自身「駄目ナリ!」のなかで最も思い入れのあるキャラクターなどはいるのでしょうか?
監督 うーん・・・、本当につまらない答えですが、無いんですよね。8人に対しては、其々への思い入れがかなり深くて「これ」って言うのは無いですね。 みんな「愛すべきキャラ」ですね、僕の中では。

Q 9話目は“感動”の度合いが凄いなと思いました。時計などの小道具などにも非常に気を使っています。
監督 うん、そうですね。大事にしたい回ではありましたね。1話目から引っ張ってきているネタでもあるし、杏ちゃんに関しても見せ場ですしね。 あと、お父さん役の長谷川初範さんが、本当に真剣に取り組んで頂きまして。台本に関しても初稿のタイミングから何度も読んで頂いていて。色々とお話しもしました。 台本に関しては長谷川さんの意見もかなり取り入れさせて頂きましたね。

Q なるほど。あと、お互い(親と娘)の視点から非常に丁寧に描かれていて、良くありがちなどちらかが“悪”みたいな流れでは無いところもポイントかと思いますが。
監督 スタッフのなかにも「台本だけで泣けた」と言ってくれた人とかもいましたし、手応えは非常に感じていた回でしたね。 助監督の北村さんが、麻美が鼻歌を歌うシーンの撮影の時、リハーサルの時からワンワン泣いてるんですよ(笑)。台本の時点から何度も読んでるから、それが実際に演じられたことでグっときたんでしょうね。
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アスミック・エース 笠原紳司 白川裕二郎 杏さゆり 青山草太 長谷川朝晴 今井孝祐 足立広紀 重城一馬 渡辺えり子
監督・脚本:野口照夫 企画:渋谷恒一 鈴木大介 撮影:森俊樹 照明:倉橋靖 録音:星一郎 美術:延賀亮 音楽:花澤孝一
エンディング・テーマ曲:ASIAN KUNG-FU GENERATION 「ループ&ループ」(キューンレコード)
製作:アスミック・エース エンタテインメント、よみうりテレビ、エキスプレス 制作:エキスプレス 制作協力:主力会
(C)2004「駄目ナリ!」製作委員会
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