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さて、6話目です。今回は衣笠(今井孝祐)が転換期を迎える回ですね。掲示板でも非常に評価の高かった回ですし、今井さん自身も掲示板で非常に人気があります。「演じ屋」でも準主役ということで監督ともお付き合いが長いと思いますが。
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大学時代に主力会の原型となる映画部を作った時からいた初期メンバーです。こいつは天性ですね。大学で初めてカメラ回した瞬間から面白かったですからね。笠原とか始めはカメラの前に立つと照れたりしてましたけど、今井だけはカメラの前に立つ事が本当に嬉しいみたいで。今でもそこは全く変わってないですね。 |
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今井さんはそれまで何かやられていたのでしょうか? |
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彼は芝居の勉強とかって一度もしたことが無いんですよ。僕たちとやっていること以外何もやったことが無いんですよね。劇団に所属した事もないし。
誰かに「芝居とはこうだ」とかっていうのを教わったことも無いし。自分の独学でみようみまねでやってるんですけど、本当にセンスなんでしょうね。
「演じ屋」をやった際も、今井に対する周囲の反応というのは凄いものがありましたね。僕の周りの人間とかでも「彼はいい!」という声が続出してましたし。
やっぱり、一般の方から評価される人間って何処に行っても評価されるんだろうなと思いましたね、彼を見てると。
だから、「駄目ナリ!」の掲示板で今井の評価が高いっていうのは、僕としては全く驚きでないです。当然そうなるだろうなと思ってましたから。
まぁでも、アイツなりに「駄目ナリ!」のなかでどうやったら目立つかとかは相当考えたと思いますけどね。実際、かなりの割合で持っていってますよね(笑)。 |
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確かに持っていってますね(笑)。今回は「演じ屋」とはまた全然違うキャラですね。 |
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そうですね。「演じ屋」はピュアなキャラでしたね。「駄目ナリ!」はちょっとダーティで、6話目ではちょっと正義感も芽生えるというか。 |
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6話目は衣笠フィーチャーなのですが、コメディでは無く、しかもエンディングはディープです。 |
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あのエンディングに関しては、今井の決意みたいなものが、とてもむなしく感じて終わる・・・凄い嫌な悲しいエンディングなんですね。台本の初稿とかはあのエンディングって書いてなかったんですけど、パンチが効いてないなと思いまして。
ただ単に今井が正義感で終わるっていうのだと、ちょっと「?」って感じだったんで付け加えたんですけどね。 |
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6話目の落とし方は「駄目ナリ!」全体に通じるものを感じます。ただハッピーで終わるのではなく何か余韻を残すというか・・・。その辺は意識しているのでしょうか? |
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1話ごとのエンディングにカタルシスがあるようにというのは、台本を書きながら意識していたんですが、とは言いながらも12話目の最後を観た瞬間に本当のカタルシスが待っているという構成にしたかったんですね。
現実ってやっぱり、自分がこれから変わっていこうと思っても周りの環境がそれを許さなかったりというのが普通じゃないですか。誰かが足を引っ張ってきたり。
そういう事を少しずつ各話に入れておきたかったんです。で、12話目を観た時にとても気持ちのいい終わりを味わって頂くという事にしたかったですね。 |
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なるほど。6話目はその辺をかなり感じさせてくれるエンディングですね。あと、この回では店長が拳銃を撃ってしまいますね。 |
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これも掲示板に結構書き込みありましたね〜。 |
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今まで受動的だった店長ですが、この瞬間に感情が思い切り入りますね。 |
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そうですね。辰巳が春香のことで突き動かされる、そして甲本も同じく・・・と言うところで・・・、あまり直接的な説明はしてませんけどね。
6話目は「駄目ナリ!」のなかでの転機だったのかもしれませんね。 |